エクセルの入力をラクにする機能「入力規則」

Excelの入力をラクにする機能

Microsoft 日本語 IMEの入力モードをセルを選択するだけで、自動に切替える設定方法があります。

 例えば、エクセルで顧客名簿や商品一覧表などのように、列ごとに入力する項目が決まっている場合、【日付】の列では「日本語入力オフ」で半角英数入力にし、【商品名】の列では、「全角カタカナ」のモード【氏名】列では、漢字ひらがな入力モード というように、IMEの入力モードが自動で切替れば、そのつど手動で入力モードを切替える手間が省け、入力が簡単になります。

上記表のように、列ごとに入力モード自動切換えを設定します。

この機能を利用するには、「入力規制」を設定します。

列ごとに「入力規制」を設定しましょう

1.まず、B列の【日付】項目を設定しましょう。
  設定するB列を選択し、[データ]タブの[入力規制]を選択します。

2.「日本語入力」タブを開き、リストから入力モード「オフ(英語モード)」を指定します。

3.同様にして、C列の【商品名】項目を「全角カタカナ」に設定します。

4.D列の【サイズ】項目を「オフ(英語モード)」に設定します。

5.E列の【氏名】項目を「ひらがな」に設定します。

6.F列の【電話番号】項目を「オフ(英語モード)」に設定します。

「入力規制」の設定を確認しましょう

1.【日付】項目のセルを選択すると、自動的に入力モードが「日本語入力オフ」になります。

2.【商品名】項目のセルを選択すると、自動的に入力モードが「全角カタカナ」になります。

3.【氏名】項目のセルを選択すると、自動的に入力モードが「全角ひらがな」になります。

補足

注意点として、手動で入力モードを切替えれば、別の種類の文字も入力ができます。